設立30年を迎えて
当社は、設立30年目を迎えることが出来ました。
これもひとえにお客様はじめ、ご縁があった皆さまのご指導・ご鞭撻のお陰でございます。
改めまして厚くお礼申し上げます。
当社は1995年10月に私が一人で設立いたしました。
当初は、「社会に貢献したい」「将来会社をこんな風にしていきたい」といったような志もなく、「目の前のお客様に自分がやった仕事で喜ばれる」という事に大きなやりがいを感じて、この仕事を始めました。
お客様より「会社組織にして欲しい」というお話を頂き、慌てて有限会社にしなければならないという事になりましたが、その当時は蓄えもなかった為、祖母に300万円を貸してもらい、設立することができました。
それが当社の始まりです。
仕事をやっていく中で、お客様にも恵まれ、気持ちの良い仲間にも恵まれて、ありがたい事にあっという間に29年が経ちました。
その中で、「目の前のお客様に貢献する」という事も大事なのですが、
もう少し広い視点で、少子高齢化が急速に進む日本の10年後、20年後を考えた時に、
なんとなく、日本の将来に対する、霧に包まれたような不安感が湧きますし、
今の若い人達の中にもあると思っています。
そういった霧が晴れていくような仕事をしていきたいですし、
さらに、社会に一筋の光が差すような会社でありたいと思っています。
また、お客様には、気持ち良く喜んでいただける、お仕事をさせて頂き、
社員も幸せに生き生きと仕事をしていける、という状態を創り上げていきたいと思っています。
社名の「COEL」には、お客様の期待値を「超える」仕事がしたい、という創業からの想いを込めております。
お客様は必ず「期待値」というハードルを持っておられます。
そのハードルを少しでも越えられたら、お客様には喜んでいただけますし、
それを下回ってしまうと、どうもこの会社、この人達は今一つだなという風に思われてしまいます。
私達としては、一人一人がお客様の「期待値」というハードルを越えるような仕事をする、
ソフトウェア製品を作る、サービスを提供する、という事を常日頃考えてやっていかなければなりません。
考えて考えて考え抜いて、熱意を持って仕事に取り組まないと、その期待値は越えられませんが、
全従業員一丸となって取組んでいきたいと思います。
それが当社経営理念「全従業員の物心両面の幸福」「取引先・社会への貢献」にも繋がっていくと信じています。
今後とも皆様との善きご縁を大切に精進してまいります。